さて、さっそくパワー全開でまいりましょうか!
前回は、コンビニの茶髪君のお話をしました。工務店の社長もしくは、営業担当者がお客様に質問され
「会社で調べてきます」では、もう遅いのです。
お客様がよほど難しい、質問をしたのなら別ですが、通常の質問で1週間も再プレゼンできないのは、とても危険です。
つまりこういう事です。
あなたが、お客様のお宅に見積書をもっていったとします。
お客様とテーブルを挟み、プレゼン図面と見積書をみています。
お客様が、子供部屋のここに ロフト をつけてこの辺を 勾配天井 にできないかしら・・・
「会社で調べてきます」
これってお客様が望んでいる答えではないのです。コンビニでこれいくら?という質問をして、『調べて後で電話します。』
あり得ませんね。
あなたの会社は尺モジュールか、メーターモジュールでしょうか?
ロフト(これは例です)
ロフト用ハシゴ(手すり付き)60000円
1.0×2.0m⇒70,000円
1.5×2.0m⇒80,000円
2.0×2.0m⇒90,000円 ・ ・ ・ ・ ・
仕上げによって多少は違いますが、このような価格表は作っておくべきなのです。
『忙しく受注できるようになったら作ればいいし今はそこまでしなくても』
これではもう遅いのですよ。
最近、受注をあげている工務店や、ハウスメーカーは、約30分で積算してしまうのです。実はこれがとっても恐ろしいことなんです。
なにが、というと こんな経験はありませんか?
契約前のお客様にユニットバスのサイズを1616から1620に変えて欲しいと図面の変更を依頼された時、当然見積書も変更しなければなりませんね。
どのくらいの期間で出来上がるでしょうか?
3日ですか、1週間ですか? ・ ・10日ですか?実際の作業の時間はたいしたことは無いのですが、問屋から見積りのFAXが届かない、担当者が休んでるなどなど・・・
話をすすめます。約束の日にお客様のお宅に新しくできあがった図面と見積書を再度持っていきました。すると
お客様が、急に態度が冷たくなっていて、『そこに置いていってください、主人と相談してあとで電話します』
? ? ? ・ ・ ・ ですよね。 こんな経験ありますよね。
お答えします。
あなたが、図面と見積書を書き換えているその間に、ライバル会社は2度も3度も足を運んでいるのです。朝、打ち合わせに行って夕方には午後には変更したプレゼンを届けているのです。
あなたが1620に変更したプランを届けた時点で、ライバル会社のアドバイスのおかげでお客様の考えが水廻りとリビングを2階に移動したぜんぜん違うプランに変わっていたとしたらどうでしょう?
そんなことは朝飯前なのです。
まだまだ契約にこぎつけない理由はありますがここで話した内容はとても大事なのです。
つまり、究極のコストダウンの秘密は自社のつくる家を商品化しなくてはいけないのです。『じゃ、毎回毎回 同じ家をつくれということか?』
違います。自由設計の注文住宅で大丈夫です。
今回は少し力を入れすぎ長くなってしまいました。次回は コストダウンにつながる商品化 という内容でお話します。
尚、コストダウンに取り組みたい場合こちらのページもご覧ください。
商品化に取り組みたい場合はこちらのページもご覧ください