本当の住宅営業テクニックについて考えよう2

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さて、前回の「本当の住宅営業テクニックについて考えよう」の続きです。まだ読んで無い方は、先にご覧くださいね。

前回もお話しましたが、キーワードは「バカでも売れる商品です。」こう言うと、メーターか尺か?4寸か3寸5分か?など、つまらぬ事で立ち止まってしまう社長さんがいますが、

はっきり言って、なんでもいいです。歩みを止めないことです。石橋を叩いて壊している経営者の多いこと多いこと!

自分で売っていて楽しいものに限ります。商品を持っていなかった工務店であれば最初は単価が高めの設定にするべきです。ま、ローコスト系にしたくても最初から思ったようにコストを落とせないでしょうし。無理は禁物ですよ。

結論をここで言いますが、私はこう考えてます。

セールス=物を売ること、と今までは考えられていましたが、セールス=欲しがられること!

うちのクライアントさんは耳にタコが出来るくらいいつも言われている言葉です。これがわかったら正直コンサルなんて必要無いかもです。(これは言い過ぎです。かわいがってくださいネ(^^;)

あなたの私生活を考えてみて下さい。売りに来た人から買った事ってありますか?人生でも数回しかないでしょう。車だって、テレビだって、パソコンだってみんなそうでしょう?

自分で決めて買ってますよね。

家電量販店で若い店員が寄ってきて、あーだらこーだら言われても買う気になれますか?第一、ああいった店員は先だってまで無職のアンチャンでしょう。数週間の研修を終わってお店に立ってまた、クビになっていくワケですから説得力がないでしょう。

商品を作ったからと言ってあなたもベテランの営業マンでは無いわけですから、売りに行っても買ってくれる人なんかは居ないわけですよ。じゃ、売りつけるのはやめましょうね。

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では、どんな商品が欲しがられるのでしょうね?

ここは手抜きをしてはいけない場所ですよ。脳みそから汗が出るくらい考えなければいけません。

もう一度言います。

メーターでも尺でも構いません。4寸でも3寸5分でもOKです。他社よりちょっと個性があればいいんです。他社よりちょっといいところがあればいいんです。そうです。ゴルフウエアみたいに考えてくれればいいと思います。

ボタンがちょっと小洒落てるとか、変わったポケットが付いているとか・・・

普段着ているユニクロなんかとほとんど変わらないけど、そのアクセントがあるおかげで数倍の値札がぶら下がっているわけでしょ!BurberryとかMunsingwearなんかはそうですよね。

あとは、着てるだけで3度暖かいとか、汗がすぐに乾くとか、発熱するとか他には無い機能を持たせるとか、袖が外れて体温調整がしやすいとかですよね。いくら高くってもお昼にラーメン食ってスープがはねたら一瞬でパァ〜なんですけどね。

そんでもそのデザインがよかったり、ホントかどうかわからない機能が欲しかったりするわけですよね。で、数万円・・・

工務店塾の小野が言ったからと言う理由で、すんごい機能と品質で坪40万で安売りしたらいけるかも?なんてのはダメですよ。最低でも粗利25%は確保して下さいね。

ここでアドバイスです。人に欲しがられる物を考えるときは社内やあなたの身の回りが暗い雰囲気だといいアイディアは浮かびません。目先の経費に目くじらを立てて照明を落として冷暖房を抑えているようだと健全なアイディアは浮かびませんよ。

無精ひげもダメです。

音楽なんか聴きながら美味しいお茶でもいただきながら、脳みそから汗をかくんです。いいですか?環境は整えても、甘えてはいけません。考えて考え抜くんです。それでもいいアイディアが浮かばないときはこのページをご覧ください。一瞬で解決するはずです。

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本当の住宅営業テクニックについて考えよう

住宅営業、今までの当たり前が・・・

明けましておめでとうございます。

ちょっと遅めのブログ更新です。増税前の受注と施工は順調でしょうか?

工務店塾のクライアントさんはあまりの受注で完工が間に合わず、業者さんを探しておりましたが、な、なんとFacebookを利用してめでたく協力していただける事になったとか!

時代も時代ですね。

化石のような工務店社長さんによく言われます。『WEBで仕事増えるか?』

「まず、やってみ!」と答えるのですが・・・

さて、巷でよく耳にする、”住宅営業”という言葉ですが、勘違いされていませんか?住宅営業セミナー開催!参加費●●万円、住宅営業クロージングセミナー!等々あちこちで開催されているようですが本当に実績を上げている工務店さんはありませんね。

なぜ、このような結果になっているのでしょうか?一度良く考えてみましょうか。

大手住宅会社の営業マン、特にタ○ホームさんを例に挙げると新しい支店や営業所ができると当然ですが中途採用の営業マンを募集します。すると地元の住宅会社で成績を出せずに半ばクビになったダメダメ営業マンが履歴書を持って集まるわけです。

面接官:前の会社をやめた理由は?

ダメダメ社員:上司とケンカしました。

はぁ!?ですよね。 ま、いっか

この、ダメダメ君ですが、 実はタ○ホームさんに入社するとメチャメチャ売るんです。年間10棟程度売っちゃうんです。????なぜぇ〜?ですよね。

早い話は、バカでも売れる商品を持ってるんですね。タ○ホームさんあたりの住宅会社はですよ。しかも積○ホームやダイ○ハウスなんかは商品も持ってる、ブランディングも出来ている。大きな団地で一気に建て売りなんかする・・・等の理由でメッチャ売れちゃうわけですよね。

DL199ですから自分で売らなくてもちょっと要領のいい奴なんかは他人のフンドシで昇格してけるんですね。で、当の本人は『俺がクロージングしたからだ!』とか言ってるわけね。契約書の書き方なんかに詳しいからただ、契約の場に立ち会っただけなんですけどね。で、その人達が書いた住宅営業本を小規模の工務店社長が買って読んだり、営業セミナーに出掛けても当然ですが実績にならないわけです。

商品をつくれ!というとなかなか腰を上げない社長さんが多いですが、それって損ですよ。

話を戻します。

私は小規模工務店さんの味方ですから、いい加減な事は言いません。

小さな工務店の場合、口やツールを使った営業(私はこういうのを”アゴで巻く”と言います。口でお客を巻き込んでしまうという意味です。)は正直100%無理です。営業マンを何百人も見てきた私が言うのですからこれ、本当です。アゴで巻いちゃうくらいすごい営業マンなんて何百人に一人居るか居ないかですからね。

夜な夜な薄っぺらな営業カバンを持ち歩き見学会に来場したリストを片っ端から訪問するなんて、ほとんど迷惑行為ですよ!日曜の夕方お客が帰ってない玄関先で待ち伏せて、車で帰ってきたお客の背後から”ヌラ〜〜”っと『●●住宅です!』なんて言ってたら警察呼ばれますから要注意ですぞ。

さて、次回は、どんな手段で顧客を増やすかについてお話しします。できるかぎり早めに公開する予定です。予定です・・・

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