ツール探しに奔走する経営

工務店経営に役立つツール

毎年のことですが、今頃になると同様の問い合わせが増えるのです。その内容が、『なんかいいツール無いでしょうか?』です。

お金余ってるんですかね。
この現象は毎年見られます。こんな問い合わせがゴチャっと来るんです。社長さんのお気持ち察します。以前は○○○エアーサイクル工法、スーパー○ェル工法、○ンピア、A○システム、○ゲット・・・

かれこれ、2〜3千万円は投資したでしょう。その他に高価なCADソフト、会計ソフトも買いましたよね。ちょっと振り返っていただきたいものです。

その中で本当に機能しているツールってどれくらいありますか?フランチャイズの権利を買ってその看板で営業している工務店さんだって実際には疑問に思っているはずです。

「オリジナルの商品で勝負できないのだろうか?」

投資したほど業績が上がっていないのは、今までのツールが本当に必要だったのか?またはそれ以前に問題が無かったのか?是非お考えください。

ただ、がむしゃらにツールを取り入れただけでは、業績の改善はありえません。数百万円の出費よりも数ページの小冊子を作りホームページや広告に掲載し社長の本当の言葉を伝えただけで成果が現れたケースも実際にあるのです。

実際に社内を第三者に確認してもらい、現在もっとも手当が必要な箇所を診断分析、それに対して最小限の費用で対策を練る。というのが本当の姿だと思うのです。

ほかで成功した戦術が、当社でも有効だという保証も実績もありません。フランチャイズのコンビニが入れ替わり立ち替わり閉めたり開いたりするのが良い例です。

時間は多少掛かりますが、まず基礎体力を付けその体力にあった業務拡大をしないといけません。無理に集客テクニックだけを駆使して集客をしたところで、せっかく集客したお客を満足させることができなければ、お金を払ってお客を追っ払うようなものです。

お客が欲しくてしょうがないときは、まず、本当に今何をやらなければならないのか?何にお金をつぎ込んだらいいのかを冷静に考える必要があるんです。

私は、多くの工務店さんと初めてお会いするとツールの導入やフランチャイズの加入より先に毎月たったの3万円ですから顧問契約をお薦めしています。
時間や回数に限りが無く、コンサルタントを自社の社員のように業績改善のための一員に迎えることができるのです。

この時期、業績改善を希望される社長さんは是非ご一考ください。

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