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工務店経営と落語を一緒にするな!としかられそうですが、まずは一席!
最近はテレビでも落語を見ることはほとんどありません。NHKなどでは時々放送しているようです。いつだったか、たまたまチャンネルを回してみると、数人の落語家の高座を次々に放送しているのです。亡くなった方も流れていました。
落語というとあの扇子と手拭の使い方は、まさに名人芸です。ソバを食べたり、提灯、キセル・・・どれくらいの練習をするのでしょうか?日本式のパントマイムともいえるような、表現方法です。あなたも扇子を手にして”ポン”と手のひらを叩いてみたことはありませんか?私も経験がありますが、なかなか上手にできないものでした。
実は、落語の扇子や手拭のパフォーマンスは落語を完結させるための戦術なのです。
扇子を使い、おいしそうにソバを食べる仕草や、手拭を財布のように扱うのは見ていると、ついついまねをしたくなるものです。
しかし、よく考えてみるとソバの食べ方や、手拭の扱いが上手にできたとしても所詮、噺家にはなれませんし、人前で落語を披露することすらできません。
あのソバを食べたり、手拭を財布にする仕草は落語の起承転結があって初めて活かされるのです。すばらしいストーリーがあって、それを更に効果的に演出するための技法であるわけですね。
この姿は企業の経営とよく似ています。私たちは、戦術を発見すると楽しそうで、派手に見えてそれをまねしたくなります。他のハウスメーカーが始めた広告手法や商品のネーミング、価格帯までが斬新に見えるのでしょうか、それを意識した販売方法をする工務店をよく見かけます。
また、大手のコンサルティング会社の役員と話す機会がありましたので話しを聞きますと、高額なノウハウを購入してもほとんどの経営者はそれを実行に移さないケースがとても多いというのです。もったいない!
ほとんどの経営者が、一見派手に見える戦術に関心を持ちます。そしてそれが高額なのを知りながら、手に入れようとします。括弧たる戦略(ストリー)ができていないのにです。
いくら、ソバの食べ方(戦術)を買っても、それを活かすためのストーリーがなければ何の意味もありません。結局は高額なノウハウはホコリをかぶったまま実践されずに埋もれてしまうのです。
まず、戦略を築く必要があります。特に、今だからです。元気のない頭の悪い経営者たちは、リーマンがどうだ!とか、小沢は黒だとかいいながら、景気の悪い話しをしたがります。『うちは、●●というコンサルティング会社からノウハウを導入したから大丈夫!』とゴルフにカラオケにとうつつを抜かしている今だからこそ、確固たる戦略(起承転結=オチ)が必要になるのです。
脳みそから汗をかくぐらい考えることが大事です。
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